出版社内容情報
副島隆彦の金融・経済予言最新版。政府が吊り上げる「官製相場」は2015年から暴落する。その時、私たちはどうすべきか。
2015年から、「官製相場」の暴落が始まる! この10月、日経平均は大きく乱高下した。それは「官製相場暴落」の前触れだ――。
日本政府は、話題のGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)を使って株を買い支え、「ゆうちょ銀行」と「かんぽ生命」による米国債買いで円安に誘導する。安倍政権が「株価連動政権」と呼ばれる所以だ。
アメリカFRBは量的金融緩和(QE3)の終了を宣言し、欧州ECBは域内の各国銀行に対してマイナス金利を導入した。日、米、欧ともに“相場操縦"に手を染めている。人為的な市場操作は、もはや限界に近づきつつある。
金融・経済の行方を世界基準でことごとく言い当ててきた著者による、最新の金融予言!
まえがき
1章 2015年の金融予言
1 株の動き 日本株は1万7000円超えを目指す
2 円・ドル相場はどうなる 1ドル=110円台を維持
3 債券(金利)について 米も日も低金利が続く
4 金の値段 「1グラム4000円割れ」が買い時だ
5 不動産価格の動き 日本の地価は下落。国交省の嘘つき
2章 相場操縦(マーケツト・マニピユレーシヨン)しか脳がない米、欧、日の政府
●イエレン発言「緩和をやめて金利を上げる」は大ウソだ
●0・1%の金利上昇で2兆円の支払い義務が増える米政府
●日本が「米国債買い」で年間30兆円を貢いでも、焼け石に水
●イエレンFRB議長が凝視する「ダッシュボード」とは?
●「失業率改善」の嘘
●「債券王」は、なぜ敗北したのか
●日銀は、さらに100兆円の国債を抱え込む
●2015年、世界史は大きく転換する
●世界皇帝の後継者は、あの男!?
●「日本はアメリカに譲歩しなければならない」
●IMF(国際通貨基金)=世界銀行の体制を大きく変える「BRICS開発銀行」
特別インタビュー
副島隆彦が現役ファンドマネージャーに聞く
「金融バクチの現場から見た??官製相場?≠フ秘密」
■「日本株への積極投資」を煽るGPIF委員の実名
■ GS(ゴールドマン・サックス)は日本の株式市場から撤退しようとしている
■ 国民に押し付けられた「インフレ・リスク」
3章 官製相場の暴落が始まる
●GPIFによる「株の買い支え」は、いつから始まったのか
●儲けが出たら、早めにポジションを整理すべきだ
●「ゆうちょ円安」が仕組まれた
●円・ドル相場の陰で動いたインサイダーたち
●元ソロモン・ブラザーズのトレーダーが暴いた「HFTの違法取引」
●金を売り崩す「裸の空売り」が今も行なわれている
●為替市場で囁かれた「謎の投資家(ミステリアス・バイヤー)」の正体
●世界は「アベノミクス」を酷評している
●「自前での運用」までも目論むGPIF改革
●金融抑圧=統制経済の時代
●やってはいけない「非正統的手段」をやっている
●100万社の中小企業が倒産させられる
●客を呼び込むNISAの??あざとい手口?≠ノ用心せよ
4章 時代は「金融からエネルギー」へ
●天然ガスが石油から「エネルギーの王座」を奪う
●バブルのネット企業よりもエネルギー問題を見つめるべきだ
●「3・11」以後、日本の年間エネルギー代は10兆円増えた
●借金で膨らんだ「国家の帳簿」を燃やすために戦争が引き起こされる
●石油の産出量と消費量と値段の関係
●住商が損金処理――アメリカのシェールガスは大失敗
●日本は海底パイプラインで天然ガスを直接持ち込め
●アメリカに潰された40年前の日ソパイプライン計画
●天然ガスの「世界値段」決定権を握ったロシアと中国
●すべてのエネルギーを1キロあたりの値段に換算してみる
●なぜ日露平和条約の締結交渉は突如、延期されたのか
●戦後70年、日本の民族指導者の足跡から学ぶべきこと
あとがき
巻末付録 「業界1位」で買う優良銘柄32
【著者紹介】
評論家。1953(昭和28)年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。米国の政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論の分野で画期的な研究と評論を展開。「民間人国家戦略家」として執筆・講演活動を続ける。『預金封鎖』『恐慌前夜』をはじめとする「エコノ・グローバリスト」シリーズ(小社刊)で金融・経済予測を的中させつづけている。
内容説明
株、債券、為替(円・ドル相場)―市場価格は政府に操作されている。高値のうちに売り逃げろ!大好評巻末付録・「業界1位」で買う銘柄32。
目次
1章 2015年の金融予言―株、為替、債券、金(ゴールド)、不動産はこう動く(株の動き―日本株は1万7000円超えを目指す;円・ドル相場はどうなる―1ドル=110円台を維持 ほか)
2章 相場操縦しか脳がない米、欧、日の政府(イエレン発言「緩和をやめて金利を上げる」は大ウソだ;0・1%の金利上昇で2兆円の支払い義務が増える米政府 ほか)
3章 官製相場の暴落が始まる(GPIFによる「株の買い支え」は、いつから始まったのか;儲けが出たら、早めにポジションを整理すべきだ ほか)
4章 時代は「金融からエネルギー」へ(エネルギーとは「電気」と「燃料」のことだ;天然ガスが石油から「エネルギーの王座」を奪う ほか)
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。1953(昭和28)年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。米国の政治思想、法制度、金融・経済、社会時事評論の分野で画期的な研究と評論を展開。「民間人国家戦略家」として執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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